こんにちは!動画編集スクール ワクジョイ専属ライターの稲葉です。
近年の副業ブームで動画編集に興味を持っている方は多いと思います。
しかし実際に副業を始めた人の中には「稼げない」という意見も多く、動画編集自体がもうオワコンなのではないか?と疑問を持つ方もいるでしょう。
結論からいうと、動画編集の市場規模は現在進行形で上がり続けており、動画編集者の需要はこれからも増加していくと予測されています。
それなのになぜ稼げない人がいるのでしょうか?
今回はその原因を徹底解説いたします。
動画編集の副業が稼げない外的要因
動画編集の副業が稼げない理由は、大きく次の2つに分かれます。
- 外的要因:動画編集業界全体の問題
- 内的要因:動画編集者本人の問題
稼げないのは本人の問題だけでなく、動画クリエイターを取り巻く環境の変化によるものもあります。
ここではまず、稼げない外的要因をご紹介します。
稼げない外的要因①動画編集者が増えすぎた
動画編集の副業が稼げない外的要因1つ目は、動画編集者が増えすぎたことです。
ここ10年間で動画制作の需要は右肩上がりに増えていますが、同時に供給も増えています。
この背景には、以下のような要因があると考えられます。
- 無料の編集ソフトや、スマホ・タブレット用の編集ソフトが増えた
- 編集方法をYouTubeなどで気軽に学べるようになった
- 新型コロナウィルスの影響でテレワークが普及し、自宅でもできる副業として注目された
そのため、いざ動画編集の副業を始めても競合が多く、「なかなか案件が決まらない」という状況に陥る方が増えています。
稼げない外的要因②案件単価が下がった
動画編集の副業が稼げない外的要因2つ目は、案件単価が下がったことです。
動画編集者が少なかった時代は、お金を積まなければ仕事を引き請けてもらえない状況でした。
そのため、カットとテロップ入れのみといった簡単な案件であっても単価が高く設定されていました。
しかし今は動画編集者が増えていますので、そのような案件の単価は下がっている傾向にあります。
副業を始めても低単価の案件しか取れない方は、「時間効率が悪い」「稼げない」と感じるようです。
動画編集の副業が稼げない内的要因
動画編集の副業が稼げない理由には、業界全体の問題だけでなく、編集者本人に起因するものもあります。
ここでは、稼げない内的要因を解説します。
- スキルアップしていない
- オリジナリティが低い
- 単発で終わることが多い
稼げない内的要因①スキルアップしていない
動画編集の副業が稼げない内的要因1つ目は、スキルアップしていないことです。
動画編集は案件自体は沢山あるため、最低限のスキルがあれば誰でも副業を始められます。
しかしその後スキルアップしていかなければ、いつまで経っても「小規模」「低単価」の案件しか受けられず、お小遣い稼ぎにしかなりません。
だからこそ、1つの案件が終わる度に何を学べたのか、そしてこれから何を学ぶべきかを考えながら、常にスキルアップしていく姿勢が大切になります。
また、動画編集業界は次から次へとトレンドが変わるため、最初に身につけた知識だけでは時代に追いつけません。
日頃から様々な動画をチェックし、トレンドをいち早く察知することも大切です。
稼げない内的要因②オリジナリティが低い
動画編集の副業が稼げない内的要因2つ目は、オリジナリティが低いことです。
「ただ指示通りに動画を作るだけ」「いつも同じような動画しか作らない」といった人は、継続的な案件を得づらく稼げない場合が多いです。
動画編集者が増え続ける中で案件を獲得するには、他の編集者との差別化(=オリジナリティ)が重要になります。
ではどうやってオリジナリティを出すかというと、以下のような要素に着目すると良いでしょう。
ゼロから試行錯誤するのは難しいため、最初は自分がいいなと思った動画を真似てみるのがおすすめです。
細かい部分に凝ると当然時間はかかってしまいますが、スキルアップした分、再生回数などの結果として現れてくるはずです。
稼げない内的要因③単発で終わることが多い
動画編集の副業が稼げない内的要因3つ目は、単発で終わってしまうことです。
副業で安定して稼ぐためには、
- 高単価案件を得る
- 定期的に案件を発注してもらえるクライアントを増やす
ということが非常に重要になります。
初めてのクライアントと仕事をする時は、最低限のコミュニケーションや案件内容の理解、細かい確認など、編集作業以外の部分で時間がかかってしまいます。
そのため、いつも単発で終わると時間効率が悪く、どんなに数をこなしても稼げない場合が多いです。
継続案件に繋げるには、動画のクオリティを高めることはもちろんですが、クライアントとの信頼関係を高めることが重要です。
例えば、納期は必ず守る、報連相を欠かさない、修正依頼にも柔軟に対応するといったことが求められます。
動画編集の副業で稼げる人の特徴
動画編集者が増え続ける中、今後は稼げる編集者と稼げない編集者で二極化すると予想されます。
ここでは、稼げる編集者にはどんな特徴があるのかを解説していきます。
稼げる動画編集者の特徴①向上心がある
動画編集の副業で稼げる人の特徴1つ目は、向上心があることです。
例えば、
- 普段から様々な動画を分析している
- 新しい技術を身につけようと情報収集している
といった、動画編集に対するモチベーションが高い人です。
これらのことを行なっているだけでも、動画編集の案件を請ける度に動画のクオリティは上がります。
クオリティが上がれば案件単価も上がり、稼げる動画編集者になっていきます。
稼げる動画編集者の特徴②単価交渉ができる
動画編集の副業で稼げる人の特徴2つ目は、単価交渉ができる人です。
稼げない動画編集者は、単価を全てクライアント任せにしている傾向があります。
しかし、稼げる動画編集者は仕事に見合った単価を指定し、見合っていない場合はその案件自体を断る対策を行なっています。
初めてのクライアントの場合、動画のクオリティだけでなく信頼できる編集者かどうかを知ってもらうためにも、お試し的に少し安い価格で受注してもいいでしょう。
しかし、何度も継続受注をしているのに単価を上げないクライアントに対しては、自ら交渉した方がいいです。
この交渉力を身につけなければ、いつまで経っても稼げる動画編集者になることはできません。
稼げる動画編集者の特徴③自分に合った案件獲得方法を知っている
動画編集の副業で稼げる人の特徴3つ目は、自分に合った案件獲得方法を知っていることです。
先ほどから、「副業で稼ぐためには継続発注するクライアントを見つけることが重要」だと解説していますが、常に新しいクライアントを見つけていくことも大切です。
1つのクライアントの案件のみを行なっていると、そのクライアントからの依頼がなくなった時にいきなり稼げないといった事態に陥るからです。
そのため自分が余裕を持って取り組める範囲で、できる限りの案件に取り組んでいきましょう。
案件を獲得するためには、自分のスキルに合わせた探し方をするのがおすすめです。
- 初心者の頃はクラウドソーシングサイトなどを活用し、とにかく経験を積む
- 副業に慣れたら、直接営業をかけたり自分のSNSアカウントで宣伝する
などの方法があります。
稼げる動画編集者の特徴④常に効率化を意識する
動画編集の副業で稼げる人の特徴4つ目は、常に効率化を意識する人です。
これには編集作業の効率化だけでなく、勉強の効率化、案件の探し方の効率化も含まれています。
副業初心者の方であれば、最初は編集作業を時短する方法から取り組むことがおすすめです。
1本の動画編集にかかる時間を削減できれば、その分リフレッシュしたり、新しい技術を勉強する時間に充てることができます。
そのため、普段から「この作業を効率化するにはどうしたらいいのか」を考えながら仕事をしましょう。
最も簡単に効率化する方法として、ショートカットキーを使うことが挙げられます。
1回の作業においてはたった数秒の変化かもしれませんが、マウスを使わずにほぼ全ての動作をキーボードで行えるようになると、同じ動画で数十分、数時間の時短になることもあります。
まとめ:動画編集スキルだけでは副業で稼ぐことは難しい
今回は、動画編集の副業で稼げない原因と、稼げる動画編集者の特徴をご紹介しました。
今回解説したように、動画編集者が増えた今、基礎的なスキルだけでは安定して稼ぐことは難しいです。
稼げる動画編集者は、オリジナリティ、交渉力、クライアントとのコミュニケーション、案件の探し方など、編集スキル以外のスキルを組み合わせています。
初心者でいきなりこれらを身につけることは難しいですが、動画編集スクール「ワクジョイ」であれば効率的に学ぶことが可能です。
ワクジョイは基本的な編集スキルだけでなく、実際の案件に取り組みながら「プロの動画編集者に必要なスキル」を身につけることが可能です。
生徒一人一人に専属の講師がついて共に案件を進めていきますので、初心者の方でも仕事をする上で何が必要なのかを効率的に学ぶことができます。
もちろん案件に対する報酬は発生しますので、正真正銘「稼ぎながら学べる」実践型のスクールとなっています。
気になることや分からないことがあれば、以下のLINEを友だち追加してぜひお気軽にご相談ください。