動画編集初心者は必見!ポートフォリオの作り方を徹底解説

こんにちは!動画編集スクールWork&Joy(ワクジョイ)の稲葉です。

この記事では、初心者の方向けにポートフォリオの作り方」を分かりやすく解説します。

動画編集の求人に応募する際や、副業やフリーランスとして活動する際、ポートフォリオがなければ仕事が決まることはほぼありません。

ポートフォリオは自分の持っているスキルや実績をアピールするための重要ツールであり、ポートフォリオの内容によって、採用率や案件の受注率は大幅に変わってきます。

今回は以下の内容を解説しますので、ぜひご参考ください。

  • ポートフォリオに載せる項目
  • 具体的な作り方
  • ポートフォリオを作る際の注意点
  • 初心者でもソフトの使い方を1から丁寧に学べる
  • 案件獲得から納品まで、実践を通して学べる育成スクール
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動画編集のポートフォリオとは?

動画編集のポートフォリオとは

動画編集のポートフォリオとは、自分が過去に作成した動画をまとめた「作品集」のことを言います。

副業やフリーランスとして案件を探す際や、就活で企業に応募する際に、クライアントや雇用主に提示します。

ポートフォリオを作成する目的は、主に2つあります。

ポートフォリオ作成の目的
  • 自身の持つスキルをアピールする
  • 過去の実績を提示する

例えば、応募文章や会話だけでその人の実力を図るのには限界がありますよね。

そのため、クライアントはポートフォリオを見ることで、その人の動画編集スキル、経験・実績、得意なスタイルやクリエイティブなセンスを確認します。

動画編集の仕事は実績が第一ですが、実績がない初心者の方であっても、ポートフォリオの内容次第で案件受注率が大きくアップします。

ぜひ今回解説する内容を参考に、質の高いポートフォリオ作成を目指しましょう。

動画編集のポートフォリオに載せる項目

動画編集のポートフォリオに載せる項目

ここでは、動画編集のポートフォリオに載せる項目を解説します。

ポートフォリオの項目
  • オープニング
  • プロフィール
  • 作品例
  • 連絡先など

項目①オープニング

ポートフォリオに載せる項目1つ目は、オープニングです。

これはYouTube動画でいうタイトル部分になります。

実際のところ、クライアントは応募者全員のポートフォリオを最初から最後まで見ることはなく、冒頭の30秒ほどでその先を見るか見ないか判断することがほとんどです。

オープニングで興味を引くことができれば、その先(実際の作品)を見てもらえる可能性が高まりますし、逆にオープニングで「スキルがない」と感じさせてしまうことで視聴を辞めてしまうこともあります。

とはいえ、オープニングはあくまでポートフォリオのメインではありません。

長くなって飽きてしまうことがないよう、「短い時間でインパクトを与えること」を意識しましょう。

項目②プロフィール

ポートフォリオに載せる項目2つ目は、プロフィールです。

主に以下の内容を記載します。

  • 名前
  • 簡単な経歴
  • 対応可能な業務やスキル
  • 使用できる編集ソフト

プロフィールもポートフォリオのメインではないため、「クライアントが知りたい内容」のみを簡潔に記すことがポイントです。

例えば、出身地や学歴は動画編集スキルには直結しないため、そのような情報はなるべく取り除きましょう。

このプロフィール文章は、クラウドソーシングなどの応募文章に通じることもありますので、以下の記事も併せてぜひご参考ください。

項目③作品例

ポートフォリオに載せる項目3つ目は、作品例です。

  • 過去に手掛けた案件作品の中でも自信のあるもの
  • 実績が伴った作品

をピックアップし、2〜3つほど掲載しましょう。

実際の案件作品を記載する際は、必ずクライアントに確認して許可をとりましょう。

まだ案件を受けたことがない初心者の方は、自分で架空の案件を想定して動画を作成すると良いでしょう。

なお、作品例のパートでは「簡単な紹介文」を載せるのが効果的です。

  • 何の案件なのか
  • 制作時間
  • 工夫した点やアピールポイント

これらを示すことで、案件の概要やあなたの役割などを理解しやすくなります。

項目④連絡先やSNSアカウントなど

ポートフォリオに載せる項目4つ目は、連絡先やSNSアカウントです。

ポートフォリオに掲載している動画だけでなく他にも自信作がある場合は、動画URLやポートフォリオサイトのURLを載せておくと良いでしょう。

最近はSNSをチェックするクライアントも増えているため、XやInstagramのアカウントがあれば、その情報も載せておきましょう。

クライアントの入力の手間を省くため、可能であればQRコード形式で記載しておくと、アクセス率が上がってより効果的です。

動画編集のポートフォリオを作る4ステップ

動画編集のポートフォリオを作る4ステップ

動画編集初心者がプロのようなポートフォリオを作るためには、構成と動画作品の選び方が重要です。

以下に、ポートフォリオを作る4つのステップを紹介します。

ポートフォリオ作りの4ステップ
  1. 目的を決める
  2. 動画をピックアップする
  3. 動画を編集する
  4. オンラインで公開する

ステップ①ポートフォリオの目的を決める

動画編集のポートフォリオ作りステップ1つ目は、目的を決めることです。

ポートフォリオを作る目的は大きく分けて

  • 副業・フリーランスの案件獲得
  • 就職活動

があると思いますが、目的と併せて「誰に見せるのか」も考えましょう。

クライアント、採用担当者、プロジェクトマネージャーなど様々な人がいると思います。

これらの目的やターゲットによって、ポートフォリオに記載する内容や構成は変わってきます。

例えば、

【目的】副業・フリーランスの案件獲得
【活用方法】クラウドソーシングサイトでクライアントに提示する

上記のような場合、クライアントが知りたい情報は主に「あなたの編集スキル」や「過去の実績」になります。

【目的】就職活動
【活用方法】書類選考の際に採用担当者に送る

上記のような場合で、動画編集者としての経験が少ない方や異業種から転職する方は、スキルだけでなく「これまでの経歴」や「人間性」も重要な部分です。

この場合、作品だけでなく自己紹介パートをより強固にするのが効果的と言えます。

このように、誰に対しても同じポートフォリオが効果的というわけではありません。

まずは目的とターゲットを考え、ターゲット毎に刺さるアピールポイントを考えることが大切です。

ステップ②動画をピックアップする

動画編集のポートフォリオ作りステップ2つ目は、動画のピックアップです。

ここでのポイントは、応募する企業や案件のジャンルにあった動画を準備することです。

例えば応募する案件が「化粧品のYouTubeショート動画」だとします。

  • 化粧品関連の動画
  • YouTubeショート動画

上記のような動画をポートフォリオとして見せることで、クライアントがあなたに発注した時に「どんな動画が出来るか」がイメージしやすくなります。

初心者の場合、案件にぴったり当てはまる動画作品があまりないと思いますので、最初のうちは市場ニーズの大きいYoutube動画を準備しておくのがおすすめです。

まだ取り組んだことがない案件でも、挑戦したいジャンルが決まっている場合はそのジャンルの動画をあらかじめ作っておきましょう。

そして案件の募集があった際に、ポートフォリオとしていつでもアピールできる状態にしておくのが理想的です。

ステップ③動画を編集する

動画をピックアップし、プロフィールや動画紹介文の内容を考えたら、実際にポートフォリオ動画として編集しましょう。

ポートフォリオはプロフェッショナルな印象を与えるために、見やすいデザインにすることが大切です。

Youtubeで検索すると、様々な動画クリエイターが作成したポートフォリオ動画が公開されていますので、参考にするのも良いでしょう。

youtubeのポートフォリオ

ステップ④オンラインで公開する

動画編集のポートフォリオができたら、オンラインで公開しましょう。

基本的に、クライアントや企業にポートフォリオを提示する際は、YouTubeやVimeoなどの動画プラットフォームにアップロードした動画をURLで送ります。

直接動画ファイルを送ったり、ギガファイル便などでダウンロードさせるような方法だと、「この人は相手の手間を考えていない」という印象を与えてしまい、その時点で見てもらえないことも可能性もあります。

もしポートフォリオを全員に公開したくない場合は、設定で「限定公開」にすることがおすすめです。

これで動画編集のポートフォリオは完成となりますが、最初に作成して終わりではなく、新しい案件やスキルを得るたびに更新しましょう。

常に最新の状態にして、仕事の機会に備えておくことが大切です。

動画編集のポートフォリオ作りの注意点

動画編集のポートフォリオ作りの注意点

ここでは、動画編集のポートフォリオ作りにおける注意点をご紹介します。

ポートフォリオ作りの注意点
  • 1〜3分程度に収める
  • 守秘義務や著作権を守る

注意点①1〜3分程度に収める

動画編集のポートフォリオ作りの注意点1つ目は、時間を1〜3分程度に収めることです。

先ほども触れましたが、企業やクライアントは同時に何人もの応募文章やポートフォリオを見ているため、長い動画を送られても全部見られることはほぼありません。

知名度がある方は別ですが、初心者の方は長くても3分以内にとどめ、「気付けば全部見ていた」となるようなテンポの良い動画にすることが大切です。

ポートフォリオ動画は通常2〜5作品をピックアップしますが、全部見せるのではなく「特に重要な部分や工夫した部分」を抜粋して入れましょう。

テンポの良い動画を作るには、カット編集を工夫してリズム感を生むことがポイントです。

注意点②守秘義務や著作権を守る

動画編集のポートフォリオ作りの注意点2つ目は、守秘義務や著作権を守ることです。

先ほども少し触れましたが、 企業や案件によっては、ポートフォリオやその他の実績として案件名や動画を公開できない決まりになっている場合があります。

通常、そのような案件の場合はクライアントと編集者の間で「秘密保持契約書」が交わされることが多いですが、契約書がない場合であっても、ポートフォリオに含める際は事前に了承を得ておきましょう。

また、ポートフォリオに使用する映像や音声素材は、著作権フリーなものを選びましょう。

素材サイトにはそれぞれ利用規約があり、商用利用がOKであっても、クレジット表示義務がある場合などがあります。

ワクジョイでは案件受注からポートフォリオの作り方まで徹底サポート!

ワクジョイでは案件受注からポートフォリオの作り方まで徹底サポート

今回解説したように、動画編集の案件を獲得するためにはポートフォリオがなければ始まりません。

しかし初心者の方は「アピールできる作品がない」と悩んでしまうことも多いでしょう。

動画編集スクールWork&Joy(ワクジョイ)では、プロの編集者になるために必要な「実績作り」から「ポートフォリオの作り方」まで徹底サポートします!

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もしもあなたが上記のようにお悩みであれば、
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生徒さんの多くが初心者や未経験者で、卒業後は副業やフリーの動画編集者としてご活躍されています。

以下の記事では、ワクジョイが選ばれる理由について詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。

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