今回は動画編集の案件が安すぎるのは何故なのか?そして案件単価を上げるために必要なことを解説します。
・動画編集の案件単価が安すぎて稼げない方
・動画編集の案件単価を上げたい方
・フリーランスとしてクライアントとの付き合い方を知りたい方
このような方に必見の内容になっています。特に動画編集の案件単価を上げたい方はぜひ読んでみてください!
動画編集の案件単価が安すぎる原因
まずは動画編集の仕事がなぜ安すぎるのか、原因はシンプルで、
動画編集者が多くなり競合が激しくなっていることです。
競合が激しくなると、
- いい案件はすぐに取られる
- クライアントが高単価の案件を出さずとも受注されるようになる
このような状況が発生し、多くの動画編集者が稼ぐためにはいくつもの案件を受注しなければいけない状況に陥ってしまいます。
動画編集の案件単価の相場が安くなってきている
クライアントの立場に立つと分かりやすいですが、今までお金を積まなければ仕事の発注ができない状況でしたが、動画編集者が多くなり少ない単価でも人が集まるようになりました。
だからこそ、動画編集の案件単価の相場が安くなり動画編集者は稼ぎづらくなっています。
動画編集は安すぎるから稼げないわけでは無い
そうすると動画編集の仕事をしても稼げないからやる意味がないじゃないかと思ってしまいがちですが、実際はそうではありません。
この後にももっと細かく解説していきますが、自分自身がスキルアップして動画のクオリティを上げていけば高い案件単価の仕事を受注できるようになります。
競合が多いのは最低限の知識でできるような案件です。
それ以上のスキルが必要になる難易度が高い案件の案件単価はさほど変動しておらず、その人の言い値で受注できます。
動画編集の案件単価を上げるための方法

単価アップには主に三つの方法があります。それぞれが異なるアプローチを取るため、状況や自身のスキルに合わせて適切な方法を選択することが重要です。
動画編集クオリティを上げる(スキルアップする)
まずは前にもお話ししましたが、動画のクオリティを上げることです。
これは、教育やトレーニング、実践を通じてスキルを磨くことで達成可能です。具体的には、新しいソフトウェアや技術を学び、現在のトレンドを理解し、異なる動画スタイルや業界に精通することが役立つでしょう。これらを習得することで、より複雑で専門的なプロジェクトに対応でき、それによって単価を上げることが可能になります。
高クオリティの動画をインプットし続ける
ただ学ぶだけではなく、インプットすることも重要です。
普段見ているYouTubeだったりSNSを見ていると「すごい」と思う動画を見つけることがあるでしょう。そういった動画を見続けることも学びになります。
動画編集はクリエイティブな仕事なのでアイディアが非常に大事になります。日々良い動画も含め反面教師として悪い動画も分析したりすることで自分が動画編集をするときの引き出しが増えるので様々なクライアントの要望にも対処できるようになります。
ポートフォリオを利用して別の単価が高い案件を探す
次に、自身のスキルと経験をアピールするためには、ポートフォリオを作りましょう。
安すぎると嘆いている動画編集者の多く自分のポートフォリオを作っていない傾向があります。初めてのクライアントから受注する案件ではクライアントはその人がどれだけできるのかが全く分かりません。
できると言ってもそれが嘘だったり、基準が低かったりすると出来るのは低クオリティの動画です。
損をしたくないからこそ、最初は安い案件でその人の実力を見たいと考えます。そこにポートフォリオがあればその人の動画制作能力が一目でわかり、信頼して高い案件を依頼されることもあります。
クライアントに単価アップの交渉を行う
最後に、クライアントとの単価交渉も行うようにしましょう。
最初から単価交渉するのは難しいかもしれませんが、継続的に案件をもらえるクライアントであれば率先して単価交渉をするようにしましょう。
基本的に依頼が来ると見積もりを行いますが、クライアントの出した単価で受けるケースもあります。
動画編集の案件を続けていくとその分動画編集スキルは上がっていきます。だからこそクオリティと価格が合わないと感じたらクライアントと交渉をしましょう。
値下げ交渉ばかりするクライアントは率先してお断りする

単価アップの行った方がいいということをお話ししましたが、実際に行うにはかなりハードルが高いです。
相手の予算もあり、自分の作業量に対する報酬が割に合わなかったりと基本的に上手くいかないことの方が多いでしょう。
ですが安すぎる案件を減らしていかないと動画クリエイターとしての収入は上がりません。
瞬間的に収入が減る可能性があるが長期的に見るとメリットばかり

この画像を見てもらえればわかりますが、割に合わない案件を受注し続けると仕事だけが増えてそれに対する収入は上がりにくく、作業量が多いので1つの案件に対するクオリティは低くなってしまいがちです。
一方、単価交渉をして安い案件は受注しないようにすると1件あたりの報酬額は高くなるので、作業量を増やす必要がありません。
さらに、その分動画のクオリティアップに費やすことができるので、さらに単価アップの交渉ができるクオリティになったりとメリットしかありません。
短期的には案件が無くなり収入が減ってしまう可能性もありますが、長期的に見ると堅実なスキルアップと収入アップに繋がっていきます。
自身のスキルを認めてもらえるクライアントが残っていく
案件の単価を上げるコツはクライアントに自分自身のスキルを認めてもらうことです。
そのスキルに対して見合わない報酬だと理解させることができれば、そもそも安すぎる案件を依頼されることは少なくなります。
認めさせるためには例えばポートフォリオを充実させたり、納品物のクオリティを高めたり等、様々な方法があります。
そうしていくことで、信頼できるクライアントが残り、案件単価が安すぎるクライアントが少なくなっていくでしょう。
別のクライアントへの紹介もされやすい
信頼できるクライアントを増やしていくと、自分で営業せずともクライアントの横の繋がりで別のクライアントを紹介してもらうことも可能です。
そうなると、単価交渉をほとんどしなくても、自分自身のことを理解してもらっている状態で営業ができるようになります。
これを続けていくことで動画クリエイターとして大きく稼いでいくことも夢ではありません。
動画編集の案件が安すぎて困っている方へのまとめ

ここまで、動画編集の案件が安すぎる場合にどのように行動していくのかを解説してきました。
今は動画クリエイターの需要も上がり続けていますが、供給も上がり続けています。そこで足りないのは十分な実力を持ったクリエイターです。
今活動している動画クリエイターの中で十分な実力を持ったクリエイターは半分にも満たないでしょう。単価が安すぎて困っている方はこの領域まで上がれば見えてくる景色は大きく変化していきます。
信頼できるクライアントや営業せずとも高単価の案件を依頼され続ける状況・・・
考えてみるだけでも動画編集1本で稼いでいけそうですよね!
だからこそ、まずは動画クリエイターとして圧倒的なスキルを身につけるようにしましょう。一気に大きく稼ごうと思っても結果が伴わなければ意味がありません。
一度立ち止まっても構いません。その先に圧倒的なスキルを得られるのであれば、その止まっている時間稼げた金額もすぐにペイできるようになります。
ここで得たマインドを活用してモチベーションを保って学び続けましょう!