将来的に動画編集の仕事はなくなる?なくさないために今からやるべき対策

こんにちは!動画編集スクールWork&Joy(ワクジョイ)の稲葉です。

近年、動画コンテンツの需要拡大に注目して、副業やフリーランスとして動画編集を始める方が急増しています。

しかし一部の方の意見では、「将来的に動画編集の仕事はなくなるとも言われています。

今回は、なぜ仕事がなくなると言われているのか、その理由を解説した上で「仕事をなくさないために今からやるべき対策」をご紹介します!

  • これから動画編集で稼げるのか不安な方
  • 仕事を増やすために何をすべきか分からない方

このような方に必見の内容になっていますので、ぜひご参考ください。

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動画編集の仕事はなくなるのか?

まず本題である「動画編集の仕事はなくなるのか?」ということについて解説します。

将来的に、動画編集の仕事がなくなる可能性は非常に低いです。

むしろ、デジタルメディアやインターネットの発展によって今後も需要がますます高まっていくと予想されています。

下記のグラフは、一般財団デジタルコンテンツ協会(DCAI)が公開した「動画配信市場調査」の結果です。

引用:一般財団デジタルコンテンツ協会(DCAI)『動画配信市場調査レポート2023』より
※有料の動画配信サービスを対象とし、2023年1月~12月までにユーザーが支払った代金の総額を調査

この調査では、有料の動画配信サービスを対象に「1年間でユーザーが支払った代金の総額」が算出されています。

グラフから分かるとおり、動画配信市場規模は年々拡大しており、2027年には5,670億円まで成長すると推計されています。

近年は動画編集ツールが著しい進化を遂げ、誰もが簡単に動画を作成できるようになったことから、「動画編集者の仕事はもうなくなるのではないか」と思う方も多いでしょう。

しかし高品質な編集やより高い効果を求めるクライアントには、依然として熟練した編集者が必要とされています。

したがって、動画編集の仕事がなくなることはないと言えます。

動画編集の仕事がなくなると言われる理由3つ

動画編集の仕事がなくなると言われる理由3つ

先述したとおり、動画市場規模は年々拡大し続けており、編集者の仕事はなくなるどころかむしろ増えていくと予想されています。

しかし今現在、一部の動画編集者から

  • 以前より仕事が減った
  • 今後さらに減るだろう

という声が上がっていることもまた事実です。

ここでは、動画編集の仕事がなくなると言われる主な理由を3つご紹介します。

理由①動画編集の仕事が内製化するから

動画編集の仕事がなくなると言われる理由1つ目は、編集作業が内製化するからです。

内製化とは?
外部に委託していた業務を自社の社員や設備などで対応する体制に切り替えること

これまで、多くの企業は社内に動画編集者を置かず、制作会社やクラウドソーシングサイトなどを使って外部に編集作業を依頼することが一般的でした。

しかし動画コンテンツの需要が増す中で、「外注だとコストや時間がかかる」という声も多く、現在は内製化を進める企業が増えています。

これにより、今まで副業やフリーランスとして外部委託を受けていた編集者は、将来的に仕事がなくなると言われています。

ただし内製化する場合、社内リソースを確保したり制作会社のようなクオリティを担保するのが難しいという側面もあるため、一部の作業や繁忙期のみ外注すると企業も多いようです。

そのため、より高い技術や専門性を持った動画編集者は、依然として重宝されると言えるでしょう。

理由②動画編集の案件難易度が上がるから

動画編集の仕事がなくなると言われる理由2つ目は、案件難易度が上がるからです。

YouTubeなどで、10年前に作成された動画とここ最近作成された動画を比較してみるとよく分かるのですが、近年は動画編集者のレベルが非常に上がっています。

例えば、10年前は「映像をカットして簡単なテロップを入力しただけ」といった簡単な編集が多かったのに対し、現在は様々なエフェクトやアニメーションを入れるのが当たり前になっています。

無料の編集ソフトでもクオリティの高い動画作成が可能になっているため、今後動画編集者として稼いでいけるのは「技術のある編集者だけ」になるでしょう。

次の項目でも触れますが、今後はAIも目覚ましく進歩していくことから、今現在「カットにテロップを入れるだけ」といった簡単な仕事を主に受け持っている人は、将来仕事がなくなるかもしれません。

理由③AIによる自動化が進むから

動画編集の仕事がなくなると言われる理由3つ目は、AIの発達によって動画の自動作成化が進むことです。

例えば2023年は、Premiere ProにAIを活用した「文字起こしベースの編集」という機能が搭載されたことで話題になりました。

文字起こしベースの編集

これは映像素材から自動で文字起こしをして、話すタイミングに合わせてテロップの切り替えまでを自動で行ってくれる機能です。

今現在は、簡易的な動画作成や編集を効率化するためにAIが活用されていますが、将来的には人間が行なっている作業が全て自動化されるかもしれません。

そのため動画編集者の仕事がなくなると危惧されています。

AIの進歩に備えて動画編集者がやるべきことは、AIと共存することです。

日々、AIの情報を取り入れて、自分の仕事に使えると思ったら率先して使用しましょう。

AIを活用することで作業が効率化できる

空いた時間でより多くの知識やスキルを得られる

仕事の幅が広がる

とポジティブに捉えられれば、新たな働き方や稼ぎ方が見つかるかもしれません。

仕事がなくなるのではなく「経験値が浅い動画編集者」が淘汰される

仕事がなくなるのではなく経験値が浅い動画編集者が淘汰される

冒頭でお話ししたとおり、将来的に動画編集の仕事がなくなることはありません。

しかし、「経験値が浅い編集者」の案件がなくなり、淘汰されていく可能性は十分にあります。

例えば、カットやテロップ入れといった簡単な案件は初心者の入り口として人気が高いですが、低単価であるため、お小遣い程度しか稼げない現状がすでにあります。

月にまとまった金額を稼ぐには数多くの案件をこなす必要があり、競争率も高いため仕事が得られるとも限りません。

そのため、スキルアップをして高単価な案件を受注できるようになる必要があります。

一般的に、高単価案件は高い編集技術に加えて、クライアントの競合となる商品やサービスと差別化するために、「より独創的なクリエイティブ力」が必要です。

これは一朝一夕で身につくものではなく、長い経験から培われるものです。

これから動画編集を始める方は、今仕事があるからと満足せず、将来に備えて様々な知識や編集テクニックを身につけることが大切です。

動画編集の仕事をなくさないために今やっておくべき対策3つ

動画編集の仕事をなくさないために今やっておくべきこと3つ

ここからは、将来動画編集の仕事をなくさないためにやっておくべきことを3つご紹介します。

  1. 動画編集の技術を向上させる
  2. 様々な案件を請けて経験を積む
  3. 信頼できるクライアントを見つける

対策①動画編集の技術を向上させる

動画編集の仕事をなくさないために今やっておくべき対策1つ目は、動画編集の技術を向上させることです。

おすすめの練習方法として、YouTubeで視聴回数の多い動画を見て、どのような編集を取り入れているか分析することが挙げられます。

良いと思った動画を真似して作るだけでも、編集スキルやクリエイティブ力は格段に向上します。

作成経験が増えることで、動画に応じて「ここはこうした方がいいんじゃないか」といった自分なりのアレンジを加えることができるようになり、自ずとクリエイティビティとして昇華されます。

以下の記事では、動画編集の技術を向上させるおすすめの練習方法をご紹介していますので、ぜひご参考ください。

対策②様々な案件を請けて経験を積む

動画編集の仕事をなくさないために今やっておくべき対策2つ目は、様々な案件を請けて経験を積むことです。

これは1つのクライアントからいくつも案件を請けるということではなく、複数のクライアントからジャンルの違う案件を受注するという意味になります。

【様々なジャンルの案件を請けるメリット】

  • 幅広い編集技術やアプローチ方法が身に付く
  • 自分の得意ジャンルを見つけて伸ばすことができる
  • 異なるクライアントに対応するための「柔軟性」や「適応力」が身に付く
  • 適正な案件相場が分かる
  • ポートフォリオが充実する
  • 業界内のつながりが広がる

このように、編集スキルだけでなくコミュニケーションスキルや見積もりスキル、業界内のネットワークを広げるために非常に役立ちます。

特に副業やフリーランスを始めたばかりの頃は、単価相場やクライアントの対応がどういったものか分からず、「割りに合わない仕事」を引き受けてしまいがちです。

だからこそ、様々なクライアントの案件を受けて知識を身につけ、その中から「信頼できるクライアント」との繋がりを深くしていくことが大切です。

対策③信頼できるクライアントを見つける

動画編集の仕事をなくさないために今やっておくべきこと3つ目は、信頼できるクライアントを複数見つけることです。

先述したとおり、動画編集を始めたばかりの頃は様々なクライアントの案件を請けて経験を増やすことが大切です。

しかし経験が上がるとともに、単発案件ばかりでは安定的に稼ぐことが難しくなります。

その理由として、

  • 単価交渉がしにくい
  • 案件要項の確認ややりとりの時間が増える
  • 営業に時間をかける必要がある

といったことが挙げられます。

動画編集で安定して稼ぐためには、自分の技術を認めてもらい、適正な単価で案件を発注してくれるクライアントを増やすことが大切です。

しかし継続案件ばかりでは、依頼が停止された時に収入が大きく減ってしまうリスクがあるため、定期的に新規のクライアントを見つける努力も忘れないようにしましょう。

需要や将来性のある動画編集者になるためにおすすめの方法

需要や将来性のある動画編集者になるためにおすすめの方法

ここまで、動画編集の仕事がなくなると言われる理由と、仕事をなくさないために今からやるべきことをご紹介しました。

需要や将来性のある動画編集者になるためには、スキルアップと経験が重要です。

初心者の方が今からそれらを身につけるには、長い時間がかかります。

そこでおすすめの方法が、動画編集スクールに通うことです。

  • 未経験から動画編集を学んで稼げるようになりたい
  • 副業として月に5万円でもいいから副収入が欲しい
  • フリーランスとして自由な働き方がしたい
  • 動画編集を独学で勉強してるけど、肝心の稼ぎ方が分からない…

もしもあなたが上記のようにお悩みであれば、
動画編集スクール「Work & Joy(ワクジョイ)」で学んで見ませんか?

ワクジョイでは、動画編集のスキルはもちろん、在校中から実際に案件を受けながら「稼ぐために必要なスキル」を全てお伝えしています。

生徒さんの多くが初心者や未経験者で、卒業後は副業やフリーの動画編集者としてご活躍されています。

以下の記事では、ワクジョイが選ばれる理由について詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。

将来的に動画編集の仕事はなくなる?なくさないために今からやるべき対策まとめ

まとめ

今回は、動画編集の仕事がなくなると言われている理由と、仕事をなくさないために今やっておくべき対策をご紹介しました。

現状、動画編集者が増えていること、編集ツールが進化して動画作成が難しくなくなったことから、スキルの低い編集者は案件を獲得するのが難しい状況もすでに起こり始めています。

しかし企業の間で動画コンテンツの重要さが浸透する中、高い技術力とクリエイティビティを持った編集者は依然として仕事が多く、大きな金額を稼いでいます。

これから動画編集を始める方は、稼げるか稼げないかはあくまで自身の努力次第であることを心得ましょう。

まず何から始めるべき?と思った方は、ぜひ今回お話しした3つの対策から始めてみてください。

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