今回は動画編集を副業にして稼いでいくためにはどういったことに気を付けていくべきか解説していきます。
・これから動画編集の副業を始める方
・動画編集の副業を始めているが稼げていない方
・動画編集の副業をしたいがどうしたらいいか分からない方
このような方におすすめの記事になっています。これから副業を始めていきたい方でも、今動画編集をしているけどうまく稼げない人にとっても重要な記事なのでぜひ最後までお読みください!
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動画編集の副業で稼げない3つの原因

まず勘違いしないように大前提をお伝えしますが、動画編集の副業は稼げます。
そこで稼げないという人は何らかの原因があります。ではその稼げない原因は一体何なのか解説していきます。
副業で動画編集をしても稼げない原因①技術力が低い
まず一つ目は動画編集スキルが低いという原因です。
動画編集は基礎さえ学べば動画編集は誰でもできます。だからといって基礎だけで動画編集の副業をしていっても小規模、低単価の案件しか受けられずお小遣い稼ぎ程度にしかなりません。
数年前までは動画編集者自体が少ないこともあり、付け焼き刃の知識とスキルでも稼ぐことはできましたが、現在は社会的に動画のクオリティも上がりクライアントはその水準を求められているので今以上に動画編集のスキルを身につける必要があります。
副業で動画編集をしても稼げない原因②オリジナリティがない
動画編集は文章作成、画像よりクリエイティブ力が求められます。
文章、画像、動画でどんなクリエイティブ力が必要なのかをまとめるとこのようになります。
画像を作成する際には、画像に記載する文章を作り、動画では、台本で文章を使い、各種デザインでは画像のクリエイティブ力を使うため、全てのクリエイティブの頂点だとイメージしてください。
そこで同じ動画をただ真似ただけだったり、制作する動画が同じ構成のものばかりだと継続的な案件を得づらく、稼げない要因にもなります。
副業で動画編集をしても稼げない原因③モチベーションが低い
最後にそもそも動画編集に対するモチベーションが低いという原因です。
これはそもそも動画編集をする気がなかったり、動画編集をしていても稼げないからモチベーションが下がったといった理由もありますが、モチベーションが低かったら瞬間的に稼げたとしても継続的に稼ぐことは不可能です。
ましてや動画編集は文章作成や画像作成と比べても圧倒的に時間がかかります。そこでモチベーションが低いとミスの要因になったり、妥協したりと最高の動画を作成して稼いでいくことは難しいでしょう。
モチベーションを高く保つためにどうするか
このモチベーションの保ち方は人それぞれです。
動画編集が楽しかったり、自分の動画を日本中、世界中に見てもらえる、自分のオリジナリティを表現できるなどあります。
まずは「なぜ」動画編集でなければいけないのかを考えてみましょう。確かに動画編集スキルを持っていれば稼ぎやすいですが、それ以外でも稼ぐ方法はいくらでもあります。
ここで自分が本当にやりたいことを見つめ直しましょう。
●関連記事:動画編集の副業がなぜ稼げないのか解説
動画編集の副業で稼ぐためのロードマップ

次に動画編集の副業で本気で稼ぐためにはどのような道筋で進めていけばいいのかを解説していきます。
多くの人はとりあえず案件を得て少しでも稼げればいいと考えがちですが、短期目標、中期目標、長期目標を設定して動画編集に取り組んでいかなければいけません。
ここではあくまでも例を出しますが、あなた自身も参考にして自分だけのロードマップを作成してみましょう。
動画編集の副業で稼ぐための短期目標:月に3本動画編集の案件を得る(月3万円)
まずは短期目標です。短期目標は動画編集の副業を始めて1ヶ月〜3ヶ月で達成したい目標です。
ここでは月に3本の動画編集案件を得ることを目標にします。これはもちろん単月ではなく毎月3本を目標にします。
毎月3本動画編集の仕事をしていると、より効率的な仕事の仕方だったり、動画のクオリティは自ずと向上していきます。そうすることで高単価かつ、効率的な動画編集ができることを目指します。
最初は自分の許容範囲内の案件を受けよう
ここで月に3本という目標を例に出しましたが、まずは自分でできる許容範囲内の動画編集の案件を請けるようにしましょう。
内容にもよりますが、月に10本動画編集の案件を受けてスケジュールが破綻してしまったら元も子もありません。この短期目標では、まずは自分の限界を知ることも目的にしています。
少しずつコツコツと動画編集の案件を請けていけば自分のポートフォリオも充実していくので1本で3本分の案件を請けることも可能になります。
動画編集の副業で稼ぐための中期目標:難易度の高い案件を月に2本受注する(月10万円〜20万円)
次に中期目標です。中期目標は3ヶ月〜1年程度で達成したい目標です。
短期目標が達成できたら次はより難易度が高く案件単価も高めな仕事を受注できるようにしましょう。短期目標で月に3本の動画編集をしていたらクオリティはもちろん、動画編集における作業の効率化もできているでしょう。
だからこそ、次のステップアップとして、企画構成を行ったり、よりクオリティの高い動画を作成してみましょう。
この段階まで来ると案件単価は1本あたり5万円〜10万円で受注できるので、月に2本受注できれば、最低でも月に10万円以上の収入が得られるようになります。
定期的に案件を発注してもらえるクライアントを見つけておく
ここで動画編集だけで稼げると思っていきなり動画編集の副業を本業にしてしまうとほとんどの人は翌月、翌々月には大幅に収入が落ちるということも珍しくありません。
単発のクライアントばかりだったという原因で次の仕事の営業をするのに精一杯になることもあります。
だからこそ、このタイミングで定期的に案件を発注してもらえるクライアントを探しておきましょう。
クライアント1社(1人)だけでなく、複数見つけておけばクライアントの仕事がない合間でも別の仕事ができるようになりコンスタントに稼ぎ続けることができます。
動画編集の副業で稼ぐための長期目標:動画編集一本で生計が立てられるようにする(月20万円〜)
最後はもちろん、動画編集一本で生計が立てられるようになることです。
先ほどもお話ししましたが、中期目標が達成できれば長期目標はほぼ達成できたも同然です。
ここで行うことは2つで、「動画のクオリティアップ」と「新規クライアントの獲得」です。例えば、月に4本動画編集をするとして、2〜3本は定期的に依頼されるクライアントから、残りの1本は新規クライアントから作成するようにするとこの2つのポイントは網羅できます。
これまでお話しした3つの目標はあくまでも例えばで出しています。あなた自身の副業に費やせる時間によっても変わりますので、どれぐらい稼ぎたい等をイメージしてみて、どういう目標を組み立てたらいいのかを考えてみましょう。
信頼されるようになると、案件と単価は自ずと上がる
実際に副業で動画編集の案件を何本も受注してみると、休み返上で動画編集をしないと終わらなかったりと、想像していた副業とは異なっていることもあります。
だからこそ、1本あたりの単価を上げなければ動画編集で安定して稼ぎ続けることはできません。
では単価を上げるために必要なことは「クライアントからの信頼」です。これがあるかないかで案件の単価は大幅に変動します。
最初はこの動画編集者がどんなクオリティで納品してくるのかわからないから低単価にするのが一般的ですが、ここで想像以上のクオリティの動画を出すことができればユーザーからの信頼はかなり得やすくなります。
こうすることで次回以降の案件で単価を上げやすくなります。
●関連記事:副業で大きく稼ぐためのロードマップを紹介
独学でも動画編集の副業はできるのか?

自分でも動画を作りたい、動画編集の副業をしたいとなった時に、どのように学ぶかは人それぞれですが、例えば動画編集スクールに通ったり、オンラインスクールの教材を購入したり、ネット上の情報を調べながら独学で勉強したりと様々な方法があります。
ここでは動画編集を独学で勉強をして副業ができるのかについて解説していきます。
動画編集の学び方の比較
まずは先ほども挙げた3つの学び方の比較を表にしてまとめました。
要素 | 独学 | 動画編集スクール | オンラインコース |
---|---|---|---|
平均学習時間 | 200〜250時間 | 100〜150時間 | 150時間 |
学習費用 | 0〜20万円 (PCや動画編集ソフト) | 5万円〜120万円 | 5,000円〜15,000円 |
学習ペース | 自分で調整可 | 早め〜自分で調整可 | 自分で調整可 |
学習の質 | 調べるサイトによって 変動する | 高い | 購入するコースによって 変動する |
サポート | なし | あり | ない可能性もある |
独学は時間がかかる可能性が高い
独学で動画編集の副業ができるのかという問題でしたが、結論として独学でも全く問題ありません。
ですが問題点として動画編集のスキルを得たり、クリエイティブ力をつけるためにかなりの努力と時間が必要になります。
費用は最小限で学ぶことはできますが、動画編集スクールやオンラインコースで学べることをネット上から探さなければならないのでその分時間はかかってしまいます。
最終的には自分自身がコストを取るか時間を取るかを決めなければいけません。
動画編集スクールに通った方が効率がいい可能性もある
ここまではそれぞれの学び方の比較でしたが、動画編集スクールの内容はピンキリで、例えば専門学校に入学する場合は卒業後に就職斡旋があり、即戦力として様々な案件に挑戦できたり、オンライン動画編集スクールであれば副業支援として案件を斡旋してもらえたりと様々な恩恵があります。
そのため、自分が動画編集の副業で稼いでいきたいという場合には、初期費用はかかりますが、動画編集スクールに通えば早い段階で副業に挑戦でき、初期費用を回収することも可能です。
その分独学と比べても技術力は身につきやすく動画のクオリティは高くできます。そうすると途中でお話ししたように案件の単価を高く設定できるので早い段階で動画編集を本業として活動することも可能です。
●関連記事:独学で動画編集の副業ってできるの?
動画編集の副業で稼ぐための最強ガイドのまとめ

動画編集を副業として始める方は非常に多く、その分途中で諦めて本業に戻っていく人も多いです。
そういった方は「動画編集の副業での稼ぎ方」を知らないことが原因です。ここでお話ししたステップをもとに自分で目標を設定してどのように案件を獲得するのか次第で稼ぐ金額は大きく変わります。
いきなり大きな金額を稼ごうとせず、まずは月5,000円からでも稼ぎ始めることができれば副業としては十分です。あとは案件数を増やしたり、案件単価を上げたりして自身が稼ぎたい金額を達成するために試行錯誤するだけです。
まずは1件動画編集の発注をしているクライアントに営業をかけてみましょう!