こんにちは!動画編集スクールWork&Joy(ワクジョイ)の稲葉です。
今回は、動画編集においてとても重要な役割を果たす「効果音(SE)」について解説します。
同じ映像を使っていても、効果音の選び方や入れ方によって動画のクオリティは大きく変わってきます。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しくご紹介します。
ぜひ参考にして、あなたの動画を一段階レベルアップさせましょう!
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効果音(SE)は動画編集のクオリティアップに欠かせないアイテム!
動画編集において、効果音は動画のクオリティや視聴者の印象を左右する重要な役割があります。
効果音とは、BGMでも喋ってる声でもない「映像に付随する音声全般」を指し、SE(Sound Effectの略)とも呼ばれます。
効果音の主な役割として、以下が挙げられます。
- 映像にリアリティを出す
各シーンで実際に起こる音を効果音で補完することによって、視聴者が映像をよりリアルに感じることができます。
例えば、ドアの開閉音、車のエンジン音、物が落ちる音、足音などを入れるとリアリティが増します。 - 視聴者の注意を引く
特定のシーンで効果音を入れることにより、視聴者の注意を引くことができます。
例えば、アクションシーンでは風切り音やジャンプの効果音、重要なテキストが表示されるときに「ポン」「ジャジャーン」といった効果音を入れると、メッセージを強調することができます。 - ストーリーを強化する
効果音はストーリーの流れを明確にし、視聴者の理解を助けることにも役立ちます。
例えば、シーン転換の際やキャラクターの登場の際に効果音を入れることで、視聴者が転換を意識するようになります。 - 感情を演出する
シーンに合わせた効果音を入れることにより、視聴者の感情をコントロールすることができます。
例えば、サスペンスシーンでは不気味な音、楽しいシーンでは明るい音、びっくりさせたいシーンでは突然高音の効果音を使用するなどが効果的です。
このように、効果音(SE)はより魅力的でリアリティのある動画を作るために欠かせないアイテムと言えます。
動画編集においてはBGMと同じく重要な役割を果たしますので、ぜひ活用しましょう。
動画編集におすすめなフリーの効果音サイト3選
動画編集の効果音(SE)素材は、いくつかのサイトで無料でダウンロードすることができます。
ここでは、おすすめのフリー効果音サイトを3つ紹介します。
①効果音ラボ
動画編集におすすめなフリーの効果音サイト1つ目は、「効果音ラボ」です。
効果音ラボでは、幅広いカテゴリの効果音が無料で提供されています。
個人、法人問わず使用可能で、報告、リンク、クレジット表記も不要です。
生活音、環境音、アニメの音声など、カテゴリー分けがしっかりしているため、目的の効果音を見つけやすいです。
②無料効果音で遊ぼう!
動画編集におすすめなフリーの効果音サイト2つ目は、「無料効果音で遊ぼう!」です。
商用利用などあらゆる目的の使用が許可されており、クレジット表記やリンクも不要です。
効果音素材の配布だけでなく、Audacity(無料の音声加工・編集ソフト)を使った小技や音声ノイズの除去方法など、初心者向け講座も公開されています。
動画の音声編集にあたって役立つ知識が多いため、初心者の方にもおすすめです。
③効果音辞典
動画編集におすすめなフリーの効果音サイト3つ目は、「効果音辞典」です。
こちらも個人、法人、公的機関問わず誰でも無料で使用することができ、リンク、クレジット表記も不要です。
戦闘、機械、演出など、音の種類やシーン別に検索ができるため、非常に使いやすいサイトです。
今回は、フリー(デジタルコンテンツを無料で提供しているウェブサイト)の効果音サイトをご紹介しましたが、上記以外にも高品質な音声素材がダウンロードできるサイトは多数あります。
使用する際は各サイトの利用規約を読み、商用利用が可能か、クレジット表記が必要かどうかなどを必ず確認しましょう。
劇的に動画が変わる!適切な効果音を入れるコツ5つ
ここでは、より魅力的でリアリティのある動画編集をするための、効果音(SE)の挿入テクニックについて解説します。
主なコツは以下の5つです。
コツ①シーンに合った効果音を選ぶ
動画編集における効果音のコツ1つ目は、シーンに合った効果音を選ぶことです。
視聴者は映像と音を合わせてリアルに感じるため、自然で違和感のない効果音を選ぶことが重要です。
編集の際は映像の内容をよく観察し、その場面で自然に聞こえるであろう音を選びましょう。
【例】
- 自然の風景
→鳥のさえずりや風の音など - 都市のシーン
→車の走行音や人々のざわめきなど
コツ②音量バランスに注意する
動画編集における効果音のコツ2つ目は、音量バランスに注意することです。
効果音は素材によって音量の差が大きいため、再生して確認しながら編集しましょう。
特に高音の効果音で音量が大きすぎると、視聴者が耳障りに感じてしまうため注意が必要です。
また、他の音(ナレーションやBGM)とのバランスをとることも大切です。
基本的に、音量のバランスは大きい方から順に「映像の音声>効果音>BGM」となるのが望ましいです。
しかし、シーンに合わせて適切に調整することでメリハリをつけることができます。
【例】
- トーク中や場面転換
→音量を控えめにする - シーンを強調したい時
→音量を少し大きめにする
コツ③タイミングを合わせる
動画編集における効果音のコツ3つ目は、映像の動きやイベントとタイミングを合わせることです。
映像と効果音がシンクロすることで、視聴者はより自然でリアルに感じることができます。
【例】
- ドアが閉まる瞬間
→「バタン!」という音 - キャラクターがジャンプする瞬間
→「ヒョイ!」という音
また、場面転換の際にトランジション(動画のカットとカットをつなぐエフェクト)と効果音を合わせる場合もコツが必要です。
上の画像のように、効果音と次のシーンの音声が重なると、展開が早すぎて視聴者は違和感を感じてしまいます。
そのため、トランジションと効果音が終わった数フレーム後に次のシーンの音声が流れるよう、少し間を空けるのがおすすめです。
動画編集において、違和感のないカット編集はとても大切です。
カット編集のコツについて知りたい方は、ぜひ以下の記事をご参考ください。
コツ④フェードイン・フェードアウトを活用する
動画編集における効果音のコツ4つ目は、フェードイン・フェードアウトを活用することです。
【例】
- 効果音の開始箇所
→フェードインを活用する(音量を徐々に大きくする) - 効果音の終了箇所
→フェードアウトを活用する(音量を徐々に小さくする)
使用する効果音素材にもよりますが、音声が唐突に始まったり終わってしまうと、視聴者は違和感を感じてしまいます。
フェードイン・フェードアウトを活用することにより、音の出入りがスムーズになって自然に受け入れることができます。
例えば、遠くから近づいてくる車の音をフェードインで表現すると、映像をよりリアルに感じることができます。
コツ⑤複数の効果音を組み合わせる
動画編集における効果音のコツ5つ目は、1つのシーンで複数の効果音を組み合わせることです。
これにはよりリアルな音響を作り出したり、シーンの迫力や詳細を伝えるといった役割があります。
【例】
- 雨のシーン
→雨音、雷、水たまりの音など - アクションシーン
→パンチ、ジャンプ、キャラクターの息遣いなど - 自然の風景
→穏やかなBGM、鳥のさえずり、虫の鳴き声、風の音など
複数の効果音を組み合わせる際は、全体がごちゃごちゃしないようにバランスを取ることが大切です。
編集の際は、効果音の周波数帯を調整して、音が重ならずにクリアに聞こえることを意識しましょう。
動画編集は効果音やエフェクトなど様々な知識が必要!
今回解説した効果音(SE)の選び方や入れ方のコツを抑えるだけでも、動画編集のレベルはかなり上がるはずです。
動画編集のスキルを上げるためには、映像だけでなく音声やエフェクト(特殊効果)など様々なテクニックを駆使する必要があります。
- 未経験から動画編集を学んで稼げるようになりたい
- 副業として月に5万円でもいいから副収入が欲しい
- フリーランスとして自由な働き方がしたい
- 動画編集を独学で勉強してるけど、肝心の稼ぎ方が分からない…
もしもあなたが上記のようにお悩みであれば、
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以下の記事では、ワクジョイが選ばれる理由について詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
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