今回は動画編集を独学で学ぶ方法を解説していきます。
・独学で動画編集ができるのか知りたい方
・独学で得た動画編集スキルで副業ができるのか知りたい方
・独学以外の動画編集の勉強法を知りたい方
このような方に必見の内容になっています。
自分のペースで学べるのが独学のメリットですが、実際に副業をしても通用するのか、そして他の勉強の仕方なども併せて解説していきます。
独学で動画編集をするときに学ばなければならない5つのスキル

先に結論として言っておきますが、独学で動画編集をすることは可能です。
では一体どのようなことを学ばなければいけないのか、ここでは必ず学ぶべき5つのスキルを解説します。
学ばなければならないスキル①カット
まずは動画編集をする時に必ず行う作業とも言っていいカットです。
動画を盛り上げるために不必要な部分を視聴者に見せてしまうとその動画から離脱の原因になりかねません。
そういった1本の動画を作成する上で不必要な部分を削除する作業のことをカットと言います。
カットの作業自体はAdobe Premiere Proの場合はレーザーツールでカットをして不要部分を削除してリップルを削除するだけでカット自体の作業は終了しますが、ここで学ぶべきことは使い方ではなく、
どのような部分をカットすると魅力的な動画ができるか
これを考えながら作業を行わなければいけません。
例えば、このようなケースにカットを多用します。
- 見ていてストレスを感じる長さの間が空いている時
- 言い間違いをしてその後に言い直している時
- ミスや失敗している時
- 手ブレなどで不必要な印象を与えそうな時
- 動画テンポを調整したい時
主にこのような時にカットを多用します。
動画の内容次第で不必要な要素→必要な要素にもなるので注意
不要そうだからと感じて全て削除しても魅力的な動画になるとは限りません。カットをする前にまずは動画のコンセプトを把握しましょう。
例えば、ゴルフのホールインワンのチャレンジをするとなると、ただ成功した動画だけを残してしまうとそもそもの動画が短くなってしまったり、すごいチャレンジなのに結果に対する感動が本人と視聴者とで大きく乖離してしまう要因にもなります。
これはこの後の動画の構成でもお話ししますが、最初に数回の失敗を入れる、惜しいショットを入れる、最後にホールインワンを入れるという構成にすることで「何度も苦労してこのチャレンジを達成したんだ」と視聴者にも伝えやすくなります。
このように各シーンの取捨選択は固定ではなく、その時の動画のコンセプトによって大きく変わりますので経験を積み慣れていきましょう。
学ばなければならないスキル②エフェクトの適用
次にエフェクトです。
エフェクトというと複雑に感じてしまう方もいますが、例えばシーンを変更する時にも使えます。
いきなりシーンを切り替えてもいいのですが、そうなると突然シーンが切り替わり、全く別のシーンになると戸惑いを与えてしまう可能性もあります。
そういう場合にエフェクトを使用することでシーン変更でも視覚的に楽しめ、これからシーン変更するということが瞬時にわかり、突然切り替わったということは無くなるでしょう。
例えば、このようなシーン変更のエフェクトがあります。
エフェクト例1:クロスディゾルブ

エフェクト例2:アイリス(クロス)

エフェクト例3:ページターン

今回は3つしか出していませんが、まだまだいくつもエフェクトがあります。
編集する動画にマッチしたエフェクトを使いこなせれば動画のクオリティは急上昇するでしょう。
学ばなければならないスキル③BGM・SEの挿入
映像の編集ができれば次に準備するのはBGMとSEです。
BGMとSEの挿入については動画にマッチしたBGMとSEなのかに加え、著作権にも注意しなければいけません。
普段からYouTuberを見ている方だとわかりやすいかもしれませんが、店舗に入った時には店内BGMを切ってもらうように依頼したりする動画を見かけます。
もしBGMが入ってしまった場合には著作権侵害としてせっかく撮影して編集した動画が削除されてしまいますので、すでに入っているBGM等にも気をつけるようにしましょう。
挿入するタイミングも重要
BGMとSEは挿入することでよりクオリティも上がり魅力的な動画になることは間違いありませんが、入れるタイミングを少しでも間違えてしまうと、それが違和感となり逆にクオリティが低くなってしまう危険性もあります。
そのため、とりあえず挿入するのではなく、より自然な形で聞こえるようにフレーム単位で調整が必要になることもあります。
しかしこれさえ守っておけば入れるだけでクオリティアップが狙えるスキルなのでどんどん取り入れるようにしましょう。
学ばなければならないスキル④テロップの挿入
多くの動画で用いられるのがテロップ(字幕)です。
テロップを入れることで、話している内容に補足した文章を入れて動画の理解度を上げたり、声が聞こえにくい時にテロップが入っていることで見返すことなく動画をスムーズに視聴させたりできる効果があります。
テロップのデザインにこだわらないと逆効果になる
テロップを入れると言っても単色のテロップを入れても逆にダサくなってしまい、動画のクオリティは落ちてしまう可能性もあります。
だからこそ、テロップのデザインにも気を遣いましょう。
今回はPremiere Proのテロップデザインについてお話ししますが、自分でデザインをしなくともテンプレートが存在します。

今回は一例として挙げますが、「Premiere Pro テロップ テンプレート」と調べるとかなりの量のテンプレートが見つかりますので自分がいいと思ったデザインを探してみてください。
学ばなければならないスキル⑤動画構成
最後に動画構成です。
今まで挙げてきたものは作業スキルといったものでしたが、ここで解説するのは動画の本質に関わるものになります。
どれだけいい編集をしていてもその動画が魅力的でないと途中で視聴をやめてしまいます。
例えば、校長のSNSを例に出しますが、
最初の10秒までに「最後の5つ目はかなり使える」ということを話し、最後まで見たいという気持ちにさせますよね?
これはあくまでも小さなテクニックですが、先に結論の動画を持ってきたり、言葉で「最後が重要」ということを伝えると視聴者がより興味を持ってくれるようになります。
これはあくまでも一例で、このテクニックが今後ずっと使えるわけではありません。
視聴者が「同じパターンは飽きた」と感じてしまうようになればこのテクニックは古いということになり、新しいテクニックを探さなければいけません。
これがトレンドであり、常に様々な動画を見ながらそのトレンドの構成を考えていくことが必要になります。
独学で動画編集を学ぶ3つのメリット
それではここから動画編集を独学で学ぶことによってどのようなメリットがあるのかを解説していきます。
独学で動画編集を学ぶメリット①最小限の費用で学べる
まず一つ目は費用がほとんどかからないという点です。
独学で動画編集をするときに必要なのが、教材に加えて動画編集ソフト、PCが必要になります。
動画編集の勉強はインターネットを使って学ぶため、ほぼゼロで勉強ができます。
PCのスペックに注意
よく「動画編集をする際に必要なスペックを教えてください」という声を聞くのですが、例えばワクジョイではPremiere Proをよく使用しており、公式サイトに推奨スペックがあります。
こちらであれば、詳細に記載されており、少し難しいように見えてしまいます。そこでワクジョイを行うときの推奨スペックはこのようにお話ししています。
このスペック以下のPCでも動画編集はできますが、上記のスペックのPCだとストレス無く動画編集ができます。
最近では4K映像なども増え、スマホで撮影した動画でも数GBから10GB以上になることも珍しくありません。
ワクジョイの推奨が256GBとしていますが、様々な案件を保存していくのであれば、必ず容量は足りなくなります。外付けHDDを準備したり、ストレージを増やすといった対策を取りましょう。
独学で動画編集を学ぶメリット②自分の空いている時間で学べる
次に、独学で動画編集の勉強をすると、自分の余裕のある時間に好きなように学ぶことが可能です。
例えば、帰宅して毎日1時間程度勉強をしたり、週末1日だけを動画編集の勉強に充てたりと様々なやり方があります。
短時間の勉強だと普通より時間はかかってしまいますが、継続しやすく、確実にスキルが身につきやすいメリットもあります。
これがデメリットになることも・・・
一方で、自分の好きな時に学べるということがデメリットになることもあります。
自分の好きな時間というと基本的に自由な時間になりますが、その時間に例えば、テレビを見たり、ゲームをしたり、晩酌をしたりと様々な誘惑があります。
独学で勉強する場合には、この誘惑に惑わされずに勉強を行わなければならず、精神力も必要になります。
独学で動画編集を学ぶメリット③クリエイティブ力が上がる
独学で動画編集を学ぶ最後のメリットは、クリエイティブ力が上がるという点です。
例えば、一般的な動画編集スクールの場合は教科書を見ながらその通りに模写するだけ、自分でどのような映像にするのか、どのようなフォントにするのかを一切考えずに動画編集をしてしまいます。
そうなると、ただ動画編集スキルがあるだけの動画クリエイターになってしまいます。
今求められているのは、クリエイティブな動画クリエイターです。
例えば、「このシーンをカッコよく編集して」という依頼がある場合に、あなたはどのように動画を作りますか?
こういった場面でクリエイティブ力が試されます。だからこそ、クリエイティブ力があればあるほど、案件数は多くなり、単価も相乗的に上昇していくでしょう。
独学で動画編集を学ぶ3つのデメリット
次に独学で動画編集を学んだときに生じるデメリットを解説していきます。
独学で動画編集を学ぶデメリット①カリキュラムが無い
まず一つ目はカリキュラムがないことです。
例えばワクジョイでもカリキュラムを用意していますが、それは初心者でも動画編集について学びやすくするために、どういった方法で教えていくかをまとめています。
これによって動画編集をしていて躓きにくくなったり、モチベーションの維持に繋がったりと様々な効果があります。
ですが独学の場合、カリキュラムが全くない状態から動画編集について学ばなければいけません。
そのため、動画編集ではあまり使わないことに対して何時間も勉強をしたり、本来必要なスキルの勉強が疎かになってしまう可能性があります。
独学で動画編集を学ぶデメリット②制作した動画に対するフィードバックが得られない
次に、動画に対するフィードバックは自分自身しかいないという点です。
今はYouTubeやTikTokなどの動画配信サービスがあるので見てもらいやすいですが、そもそも見られなければフィードバックは得られません。
ワクジョイなどの動画編集スクールでは、制作した動画をプロの講師がチェックして添削をしてもらえます。
独学だと「これで大丈夫」という先入観で動画を制作してしまい、悪いまま進めてしまいがちです。
独学なら日を跨いで再度チェックするのがおすすめ
独学で動画編集をしてチェックをする場合、その日にチェックするのもいいですが、日を跨いでチェックすると何がダメなのかが判断しやすくなります。
実際の案件では納期が設定されているので、余裕を持ってチェックできるようにしていく必要があります。
独学で動画編集を学ぶデメリット③モチベーションの維持が難しい
最後にモチベーションの維持が難しいという点です。
動画編集スクールでは先ほどもお話しした通り、講師がついていて、制作した動画に対して添削をしてもらったり、褒められたりします。
そうするとモチベーションも維持しやすく、動画制作スキルを早く高めることができます。
しかし、独学の場合は自分で制作して自分自身で評価していくようになるので、モチベーションの維持が難しくなってしまいます。
独学で得た知識だけで動画編集の副業はできるのか

独学で動画編集の知識を得ることは十分可能です。実際に、多くの人が無料の教材や有料のオンラインコースを利用してスキルを習得しています。
しかし、「動画編集の副業」となると話は変わります。
動画編集が出来ても実際の案件を探して受注するのは、動画編集スキルにはあまり関係がありません。
これは下記の記事で詳しく解説しているので是非ご覧ください。
参考記事:動画編集の副業で稼ぐための最強ガイド
独学で動画編集を学ぶときに気をつける3つの注意点

独学で動画編集の副業をする上で特に注意しなければいけないことが3つあります。
この注意点を疎かにしてしまうと独学で動画編集をしても特に身に付かず結局動画編集を諦めてしまうということさえあります。
これから解説する内容をしっかり理解しておきましょう。
1つずつ地道にスキルを身につけていくこと
まずは動画編集のスキルを広く浅く身につけるのではなく、一つずつ深く身につけましょう。
1本の動画編集をするだけでも様々なスキルが必要になります。そのため、広く浅く身につけようとしてしまいがちです。
ですが、その結果としてできてしまうのは平凡なスキルを持った動画クリエイターです。
一つずつ地道に学んでいくとすぐにクオリティとして現れなかったりと勉強したものに対しての成果が出ないことが多くなりますが、1ヶ月後、3ヶ月後とで大きく変化が訪れるでしょう!
今後、スキルが不足している動画編集者は確実に淘汰される
現在でも動画編集者は非常に多く、受注できる案件数は少なくなってきています。
動画市場規模は今後も増え続けていくので動画編集の案件自体が無くなることはないでしょうが、なかなか受注できないということも発生しかねません。
そこで重要になるのが「より高度な」動画編集のスキルを持っているか否かです。
高度な動画編集のスキルを持っているのであれば、周りの平凡な動画クリエイターと比べても制作した動画を見たら圧倒的にクオリティが高く、差別化ができるようになるので、案件には困らないでしょう。
今でも平凡な動画クリエイターと独自性のある動画クリエイターとで二極化が起こり始めていますが、焦らず地道に動画編集スキルを身につけていきましょう。
編集した動画を客観的に見ること
動画編集を独学で学ぶと、制作した動画に対するフィードバックが得られません。
そのため、自分が制作した動画で満足してしまって、何を改善したらいいのか考えないようになってしまいます。
そこで、自分で制作した動画を客観的に見る癖をつけましょう。
これはこの記事の最初にもお話ししましたが、例えば、制作してからすぐに評価するのではなく、1日後に再度チェックするとどのぐらいのクオリティなのか、何が足りないのかがわかってます。
こうすることで、フィードバックがない状態でもクオリティアップに繋がります。
指摘はありがたいものと捉えること
これまでにもお話ししましたが、動画編集を独学で学んだときには、自分自身が客観的に制作した動画を見て評価するしか方法はありません。
YouTubeやSNSに投稿して評価を求める方法もありますが、そもそも視聴者は興味がなければ自分の時間を無駄にしてまで評価してもらえることは少ないです。
そこで、実際に動画編集の副業を始めると、制作した動画に対して修正などの指摘が必ずといっていいほど発生します。
これを「めんどくさい」と捉えるのではなく、「ありがたい」と捉えましょう。
普段から凝り固まった視点がガラッと一新される可能性すらあります。さらに、動画のどの部分が効果的で、どの部分が改善しなければいけないのかも他者目線で理解することができるので、指摘はめんどくさい、鬱陶しいと思ってしまうこともありますが、それでも新たな成長の機会をもらって「ありがとう」と思うようにしましょう。
独学で動画編集をするときに学ばなければいけないスキルから注意点まで解説のまとめ

動画編集の勉強は独学で行うことは可能ですが、生半可な気持ちで取り組んでも高確率で失敗してしまいます。
そもそも動画編集のスキルを身につけるのにかかる時間は独学だと200時間〜250時間とも言われています。
1日8時間勉強をしたとしても1ヶ月近くかかる計算になります。だからこそ、モチベーションの維持や学ぶ内容を順序よく進めていかなければさらに時間がかかってしまい、いつまで経っても動画編集の副業をすることすらできないでしょう。
動画編集の勉強を途中で諦める方も非常に多いです。まずは3日間、そして10日間動画編集の勉強を続けられるようになりましょう!
最短最速で動画編集を学びたいならワクジョイがおすすめ
ここまでは動画編集を独学で勉強する方法を解説しましたが、結論からいって、費用はほとんどかからないが、動画編集を学ぶためにかかる時間は非常に長くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、動画編集スクール Work&Joy(ワクジョイ)です。
一般的に動画編集スクールというとこの記事でもお話ししましたが、数万円〜数十万円の費用がかかってきます。
そして入学して、半年〜数年間で得た知識を使って卒業後に就職やフリーランスとして活動を始めるようになりますが、そこまでに大学の場合だと400万円以上もの費用をかけなければいけません。
就職やフリーランスとして活動した段階ですでにそれだけの借金をしているのと同じなのです。
ワクジョイでは最短10日で収益が得られる仕事ができる!
ですが、ワクジョイの場合はカリキュラムに実際のお仕事を使ってプロの講師と共に動画編集を行なっていくので、その時点で収入を得ることができます。
それまでにかかる時間は最短で10日、長くても1ヶ月程度で多くの生徒は実際のお仕事を請けるカリキュラムに進んでいます。
この記事でもお話ししましたが、独学で学んで実際に収益を得ようとすると勉強にかかる時間は1日8時間でも1ヶ月近くかかってしまいます。
ワクジョイには42万円の学費がかかりますが、10日で実際のお仕事を得られるので、卒業までには42万円以上稼ぐことさえ可能な動画編集スクールになっています。
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